忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Rejoice

アレクサンドル・ソクーロフ監督の「ファウスト」を観て参りました。映画館にて。ゲーテの同名戯曲の第一部をかるく撫でたようなストーリーで、どちらかというとそれを下敷きに新たな物語を作ったように感じました。天使や悪魔という概念のない「ファウスト」。かの有名な悪魔、メフィストフェレスも高利貸として登場します。幻想的な描写はほとんどなくて、主人公のファウストは現実に見(まみ)える幻覚のような体験をしているように思えます。私の個人的な感想ですから、違う見方も当然できますけれど。でも私は、私の中にある「ファウスト」のイメージを覆す映画であったためにかえって楽しめました。
PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード