こよなく愉しいよ
この街に住んでまもなく3年が経ちます。
昨夜、はじめて秋祭りの会場へ趣きました。と言っても、夜8時ごろの駅前大通りは会社からの帰り道に他なりません。秋口のうっすらとした寒さのなかに、御神輿を担ぐおおきな掛け声とむわっとした熱気があって不思議な心地。昨年は裏通りを歩いて帰ったので、その喧噪と相見えなかったのです。夏祭りへもきちんと行かなかったけれど、それよりもっとずっと賑やかに感じられました。みんな楽しそう。神社へ戻ってゆく御神輿とその担ぎ手である若い衆、そしてそれを見守る地域の人々になぜか胸を締め付けられた夜でした。ここに根付く人たちの脈々たる系譜を思ったのかもしれません。新しい発見。
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