退屈な日はエンドレス
タル・ベーラ監督の「ニーチェの馬(原題:A torinói ló)」という映画を観ました。ニーチェは出てきません。凄まじい風が吹きすさぶ枯れた大地で、しずかにしずかに営まれる親子の生活が全編モノクロで撮されています。貧しさと不自由が極限状態の生活は、次第にその残酷さを緩やかな速度で増してゆく。それはまるで真綿で首を絞めるような苦しみ。もしニーチェの言うように永劫回帰があるとすればこの親子は来世もこの生活をするのでしょう。
私には場面ごとの意図を完全に読み取ることはできませんが、ニーチェ的思想がわずかに散見される映画でした。思想的な背景に詳しければもっと楽しめたであろうと思います。
私には場面ごとの意図を完全に読み取ることはできませんが、ニーチェ的思想がわずかに散見される映画でした。思想的な背景に詳しければもっと楽しめたであろうと思います。
PR
To be continued.
「輪るピングドラム」というアニメを観ています。とは言ってもまだ第3話。今のところは夢見心地で、にぎやかで、洒落っ気があって、子どもよりは大人が楽しめるアニメだなという印象です。この監督が得意とする(過剰気味の)演出がおもしろい。少女漫画のような世界は薄い淡いもやが漂っていて、魔法みたいな幻想を見せてくれます。
私の住む東北南部でも桜が咲きました。すぐに満開を迎えそうです。
私の住む東北南部でも桜が咲きました。すぐに満開を迎えそうです。
この世であなたひとり
卯月、です。
エイプリルフールにはサイト名を「桃」もしくは「桜」などに変えるという小規模で無害かつ下らない嘘をつこうと考えておりましたが、一週間で4~5人しか来客のないサイトでそのようなことをしても無意味だなあということに気がついたので、実行には至りませんでした。むしろ、一週間当たりおよそ5人もの方々が訪問してくださっていることが奇跡のようです。ありがとうございます。
エイプリルフールにはサイト名を「桃」もしくは「桜」などに変えるという小規模で無害かつ下らない嘘をつこうと考えておりましたが、一週間で4~5人しか来客のないサイトでそのようなことをしても無意味だなあということに気がついたので、実行には至りませんでした。むしろ、一週間当たりおよそ5人もの方々が訪問してくださっていることが奇跡のようです。ありがとうございます。
僕はいつか空にきらめく星になる
読書から遠ざかっている日々です。趣味というものに関しては、それぞれへの知識や関心が広く浅いほうなので、物事への取り掛かり具合にいつも波があります。集中力の乏しさも影響しているのかもしれません。今はとにかく、ファッションやメイクに対しての熱が上がっていて、春物のお洋服について考えたり新製品や新色のお化粧品に思いを馳せたりしています。そんなときは、文芸のことやイラストレーションのことを放っておいてしまう。これは、同時に複数の物事を進められない性格のせいでもあります。とは言え、それぞれへの知識などを深めようという心も持ち合わせていないような人間なので、それでいいのかもしれませんね。
ほら、太陽が昇る
ホットケーキミックスと炊飯器をつかって、ケーキみたいなブラウニーみたいなお菓子を作るのがマイブームです。遅ればせながら、この手軽さにハマっています。甘いものがなにより好きで、そのせいで身を滅ぼしそうです。
拍手ありがとうございます。励みになります。
拍手ありがとうございます。励みになります。