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あなたの髪を切らなきゃ

風邪をひいてしまいました。つらいです。みなさまもご自愛くださいませ。

例年よりは暖かいのかもしれませんけど、急に寒くなったような気がして、なによりも身体がついてきません。加湿器を購入したり、ダウンジャケットを購入したり、対策に努めております。すべて後手後手だとは感じますけれども。予防が一番です。
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I'm in the mood for dancin'

先月中旬ごろ、「ジェーン・エア」を映画館にて観て参りました。キャリー・ジョージ・フクナガ監督のほう。有名な小説なので、過去多くの映画やドラマ、舞台になったそうです。私は原作を未だ読んでいませんし、ほかの映画なども観たことはありませんから、これが初めて。

原作そのままでない(らしい)ストーリー構成がドラマティックで、二時間ずっと引き込まれるようでした。コンパクトにまとまった印象がありますが、かえって、間延びした感じや不完全燃焼さを生み出さずに済んだのだと思います。アカデミー賞にノミネートされたという衣装も素晴らしいの一言につきます。舞台となった時代にはミシンはなかったという理由で、すべて手縫いだそう。私もあのように素敵なお洋服で身を包めたら良いのに。他し事はさておき、個人的に大変よい映画だと感じました。荒涼とした悲しみを下地に、愛することの歓びや幸福のあり方が表されています。

誰からも愛されたい

更新しました。タイトルは「青嵐よ眩暈の彼」、お題配布サイトのロッキさんからお借りしました。女の子同士の友情と愛情の狭間なんかをイメージして書きました。こういったテーマで作るのは二度目です。私はたぶんこういうのが好きなのでしょう。

観たい映画がたくさんあります。「ジェーン・エア」と「ファウスト」は観ました。(感想はまた今度) 次は「危険なメソッド」と「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」かしら。楽しみです。

しかし始まったものは終わる

伊藤計劃の「虐殺器官」を読み終えました。ストーリーのバットエンドだけではなく、若くして亡くなった伊藤計劃氏のことを思えば尚、重くて苦しい読後感です。作者の豊富な知識を披露するだけの小説は数多ありますが、それだけにとどまらず高いエンターテイメント性も持った小説、「虐殺器官」はまさにそれです。圧巻でした。

生きている私は、月が綺麗であるというだけでとても幸せです。

営んでいろ

伊藤計劃の「虐殺器官」を読み始めました。文庫版のほう。軍事や科学や文学について造詣の深い気難しいストーリーであるけれど、語り口が自然だからかすんなりと読めてしまいます。著者の知識の幅が広大で、私の理解・想像の範疇を超えることが次々に起こる小説です。あふれるような知識。尊敬してやみません。私はこのジャンルの類を読んでこなかった。軍事的な物語や科学的な物語には興味がわかない。しかし初めて読んだのがこれでよかった。なにかに特出している人がうらやましいです。