あなたを滅茶苦茶にしたいの
「イノセンス」を観ました。前作である「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」は観ていませんが、DVDの特典として簡単な人物・用語等の説明があり、それを先に観たためとくに気にせず本編に入ることができました。映像作品として素晴らしく、いわゆる”中華風”の町並みや大祭の風景がきれいです。アニメとしては凝った手法が使われているらしく、大祭のシーンはとくにカメラマップという手法を利用しているとのこと。ストーリーも、不可思議な空気を纏ってぼんやりとしつつ、軸があるのでしっかりと面白く最後まで観ることができました。
高校時代の友人の一人がこの映画をとても好きでいたのを思い出します。映画の公開が2004年といわれると最近のような気がするけど、7年前だと思うと随分と昔のような気がする。その時分、私は中学生だった。溜息です。
高校時代の友人の一人がこの映画をとても好きでいたのを思い出します。映画の公開が2004年といわれると最近のような気がするけど、7年前だと思うと随分と昔のような気がする。その時分、私は中学生だった。溜息です。
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まさに生き地獄
美容室に行ってパーマネントをかけてきました。5ヶ月ぶりのパーマネント。内巻きにしました。髪を伸ばしたいです。
12月6日に東京国際フォーラムで催される、「東京事変 LIVE TOUR 2011 DICOVERY」のチケットが当選しました。それは一ヶ月も前のことで、その公演は一ヶ月も先のことです。今とてもふわふわした位置にいます。夢心地とはこのことか。初めての東京国際フォーラムですのでまったく想像も及びませんが、ひとまずオペラグラスを購入します。
12月6日に東京国際フォーラムで催される、「東京事変 LIVE TOUR 2011 DICOVERY」のチケットが当選しました。それは一ヶ月も前のことで、その公演は一ヶ月も先のことです。今とてもふわふわした位置にいます。夢心地とはこのことか。初めての東京国際フォーラムですのでまったく想像も及びませんが、ひとまずオペラグラスを購入します。
貝殻集めて歩くのやめました
舞城王太郎の「好き好き大好き超愛してる」を高校生以来およそ5年ぶりに読みました。当時はハードカバーでしたが今は文庫です。これも通販で届いたのかも。内容はすっかり忘れていたけれど、読んでみると少しずつ思い出すような、登場人物の名前や行動に覚えがあるようなないような……。これは読み終えたので次は同じく舞城王太郎の「九十九十九」を読み始めました。金井美恵子の「愛の生活|森のメリュジーヌ」は途中まで進んでいますが、舞城王太郎に興味が移ってしまったので放棄してあります。
実のない日を、繰り返し繰り返し生きています。
実のない日を、繰り返し繰り返し生きています。
私は今しか知らない
近頃はまた頻繁に本を開くようになりました。頻繁といっても、普段からよく読まれる方に比べたらとてもとても少ない頻度であることは間違いないのですけど。恋人が週に一度二度ほど通販で本を購入するその中に、私でも読める程度の小説だとかが入っているので、手に取ってはぱらぱらとページをめくります。そこでもっと読みたいなあと思えば次々と読み進め、量子理学や解析学(解析力学も同じなのかしら)など解らないものは表紙をめくることすらしないのです。
この生殺し!
太田静子の「斜陽日記」を読み終えました。結局あのあとすぐに、古書店からインターネット経由で新古品を安く購入することができ、素早く続きを読むことが叶いました。因みに、小学館から1998年に刊行された文庫版の斜陽日記です。太宰治と太田静子の娘で作家の太田治子が、この斜陽日記と父母について書いた「母の糸巻」という短いエッセイが載っていて、私はそれも一緒に読みたかったので電子書籍などではなく文庫本として手に入れたかったという経緯もあります。
作者である「静子」と「お母さま」の生活。作者の一人称が自身の名前「静子」であるためか、文章に少女の日記を読んでいるような瑞々しさが感じられ、それが心地よいので読み終わるまでが早かったです。実際は小森陽一の解説にもあるとおり、「それぞれ60歳と30歳を越えている女性」なのですが。あ、この解説も興味深い内容でした。作品や作者である太田静子の背景が分かりやすく、また作品自体を真摯に分解してくれていて、読み応えがある解説です。
近いうちに太宰治の「斜陽」を読みたく思います。
作者である「静子」と「お母さま」の生活。作者の一人称が自身の名前「静子」であるためか、文章に少女の日記を読んでいるような瑞々しさが感じられ、それが心地よいので読み終わるまでが早かったです。実際は小森陽一の解説にもあるとおり、「それぞれ60歳と30歳を越えている女性」なのですが。あ、この解説も興味深い内容でした。作品や作者である太田静子の背景が分かりやすく、また作品自体を真摯に分解してくれていて、読み応えがある解説です。
近いうちに太宰治の「斜陽」を読みたく思います。