さようならはじめまして
この頃は美術館へ行く機会が増えました。良いこと。5日には県立美術館へ「古代エジプト 神秘のミイラ展」を、19日には市立美術館へ「葛飾北斎漫画展」を観に行きました。他にも近隣の市のイベントスペースへ、間接人形教室主催のドールアート展を観に行きまして、なんだか有意義に過ごしております。
とても久しぶりに更新しました。「体育座りはさみしさの指標」です。今までの漠然で抽象的な詠み方をすこし改めて、かなり口語に近く具体的でくだけた表現に努めました。テーマは中学生や高校生あたり(思春期)のふわふわした日常です。自分のことが自分でもよく分からなくて、不安定で詩的で、そんな日常。
とても久しぶりに更新しました。「体育座りはさみしさの指標」です。今までの漠然で抽象的な詠み方をすこし改めて、かなり口語に近く具体的でくだけた表現に努めました。テーマは中学生や高校生あたり(思春期)のふわふわした日常です。自分のことが自分でもよく分からなくて、不安定で詩的で、そんな日常。
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すごくきもちいい
「華氏451」を観ました。前半はかなり抽象的・記号的なシーンが多くどういう風にまとまるのかと不安になりましたが、きれいに解決したのでホッとしました。その当時の文化そのものが根底にあるので、最近の映画にあるような作られた「レトロ感」ではなく、レトロそのものが漂っており、そういうのが好きな人は見ていて楽しいかもしれません。私もうきうきで見ていました。さらに当時の近未来感もすばらしく、また洗脳的な描写にも心奪われます。しっかりとした原作がある映画なのでストーリーは間違いなく面白いですし、映像が大変に好みであったので、「良質な映画」を見た満足感が得られました。
先月より新しい生活を始めました。とても温かく、今までにない幸せに包まれています。ここ3年間は無駄なものだった。汚くて最悪の日々だった。最初は戸惑ったけど今はそう断言できます。厳しい面も少しはあるけれどこの生活がずっと続けばいいなって思います。早くすべて忘れたいです。
先月より新しい生活を始めました。とても温かく、今までにない幸せに包まれています。ここ3年間は無駄なものだった。汚くて最悪の日々だった。最初は戸惑ったけど今はそう断言できます。厳しい面も少しはあるけれどこの生活がずっと続けばいいなって思います。早くすべて忘れたいです。
成功回避欲求と敗者の脚本
借り物ですが、穂村弘の「手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)」と、穂村弘・東直子の「回転ドアは、順番に」を読みました。前者は、タカノ綾というイラストレーターさんの挿絵が入った歌集。イラストの雰囲気に合った不思議な短歌が多く、ふあふあした心地になります。現実感のない歌なのに、共感できることやハッとするようなフレーズがところどころにあって、深い。後者は、穂村さんと東さんの往復書簡(メール)でのやりとりを、物語調にまとめたものです。陳腐な小説にありがちな架空の恋愛ストーリーも、短歌にすると結構ドラマティック。短歌の間あいだに、情景を散文として挟んでいるので話も追いやすいです。
「手紙魔まみ~」と「回転ドアは、~」に共通して思ったのは、短歌はふつうの人のふつうの日常に潜むふつうの光景を切り取ることなんだってこと。しかもどきっとする言い回しで。私にはそれが足りないようです。
「手紙魔まみ~」と「回転ドアは、~」に共通して思ったのは、短歌はふつうの人のふつうの日常に潜むふつうの光景を切り取ることなんだってこと。しかもどきっとする言い回しで。私にはそれが足りないようです。
かなしみよ向こうへ行って
ご無沙汰しておりました。なかなか続かないものですねー。言うは易く行うは難し、です。とりあえず、今後もこんなペースで更新してゆきます。
歌野晶午の「葉桜の季節に君を思うということ」を読了。タイトルだけは聞いたことがあったのですが、とくに読む機会もなく今頃になってしまいました。単行本としての発刊が2003年と記してあったので意外と古い作品なことに驚きです。作者も(以前読んだ「女王様と私」のせいか)お若い方を想像しておりました。違うのですね。
推理小説だったためサクサク読み進めることができました。続きが気になって空き時間には必ず手にとっていたくらいです。章ごとに話の内容が様々で興味深く、欠片を集めるように少しずつ進展してゆく本来の事件も複雑。残り数十ページでどうやってまとまるかとドキドキしていると、予想の斜め上をいく事実が待っていて驚嘆しつつも納得でした。ページ数は多いのに、確かに読み返して(検証して)しまう。おもしろかったです。
歌野晶午の「葉桜の季節に君を思うということ」を読了。タイトルだけは聞いたことがあったのですが、とくに読む機会もなく今頃になってしまいました。単行本としての発刊が2003年と記してあったので意外と古い作品なことに驚きです。作者も(以前読んだ「女王様と私」のせいか)お若い方を想像しておりました。違うのですね。
推理小説だったためサクサク読み進めることができました。続きが気になって空き時間には必ず手にとっていたくらいです。章ごとに話の内容が様々で興味深く、欠片を集めるように少しずつ進展してゆく本来の事件も複雑。残り数十ページでどうやってまとまるかとドキドキしていると、予想の斜め上をいく事実が待っていて驚嘆しつつも納得でした。ページ数は多いのに、確かに読み返して(検証して)しまう。おもしろかったです。
あたしが神様だったらこんな世界は作らなかった
立秋も過ぎ、以前と変わらない温度設定の冷房を肌寒く感じる日が増えました。春と秋は過ごしやすい気温だから好きです。しかしもう年末も近く、年々早まる光陰についてゆけません。瑞々しさを忘れて、感覚は鈍るばかりです。
日記の題名はほとんど好きな歌詞からお借りしています。響く言葉たちだ。
自身の語彙力の無さに辟易しています。とくに熟語を知らなくて、この日記でも簡単な言葉しか使えていないのが馬鹿馬鹿しい。これはどうしたら向上するのかまったく分からないので倦ねている状態です。知的な人間になりたいなあ。
日記の題名はほとんど好きな歌詞からお借りしています。響く言葉たちだ。
自身の語彙力の無さに辟易しています。とくに熟語を知らなくて、この日記でも簡単な言葉しか使えていないのが馬鹿馬鹿しい。これはどうしたら向上するのかまったく分からないので倦ねている状態です。知的な人間になりたいなあ。